2018年4月2日月曜日

瑞々しい視点・YOUNG ARTIST EXHIBITION 2018 at EUKARYOTE





アートスペース『EUKARYOTE』では、330日(金)から429日(日)までの会期にて、美大生に作品発表の機会を提供、様々な鑑賞者との交流を促進させるなどのサポートを行うことを主目的とした企画展「YOUNG ARTIST EXHIBITION」を開催中。今年度は菅原玄奨、田岡菜甫、掘至以、吉田裕亮の4名が選出され、3フロアを使ってのグループ展となっている。

http://eukaryote.jp/exhibition/yae2018/


In the art space "EUKARYOTE", during the period from March 30 (Fri) to April 29 (Sun),

YOUNG ARTIST EXHIBITIONis held with the primary object of providing support, such as providing opportunities for presentations of works for art university students , promoting exchanges with various viewers. 4 artists were elected in 2018, Gensyo SUGAWARA, 

 Naho TAOKA, Chiaki HORI and  Hiroaki YOSHIDA. Its a group exhibition using 3 floors.

http://eukaryote.jp/en/exhibition/yae2018/











先月初めて五美大展にて菅原玄奘氏の彫刻作品を鑑賞。

http://sawaroma.blogspot.jp/2018/02/joint-graduation-exhibition-of-5-art.html

服装、髪型、姿勢。マットなテクスチュアの存在にリアルな現代を感じた。瑞々しい視点で切り取られたシルエット。彼が新作を展示するというのでこのグループ展にも出かけたが今回も絶妙。遠くから瞬時にある知人をそのシルエットだけで判別したときのような、曖昧ながらも確かな認識を導く立体感。曖昧さと選択されたディテールの組み合わせが絶妙なのだ。

他の平面作品の色彩と線にも、瞬時に響く忘れられない躍動感がみなぎっていた。私の部屋が真っ白な壁ならば、ずっと立て掛けて眺め続けてみたい作品もいくつかあった。嗅いだことのない香りまで想像しそうな期待感。決して既存の香水ではない。


ふと、自宅窓際を眺める。かつて20代後半の一時期、仕事をしていた現代アートのギャラリーで、遂に自分で購入したガラスアートが其処に在った。心に触れた作品はいつしか無くてはならない日常の風景になっていた。




東京にて、sawaroma より。

…written by SAWAROMA at Tokyo.






0 件のコメント:

コメントを投稿