2017年11月25日土曜日

深くきらめく赤の香り・Baccarat Rouge 540


透明感と深み。言い換えれば、きらめきとなめらかさ。

どちらも視覚的な魅力として大切な要素ではないか。

このことは香りにも当てはまる。

深くきらめく赤の香り。バカラ ルージュ540

http://cafedesparfums.jp/brand/MAISON_FRANCIS_KURKDJIAN/MAI-132-0739.html



Transparence et Profondeur. En d'autres termes, Etincelle et Velours.

Les deux sont des facteurs importants comme un attrait visuel.

Cela s'applique également aux parfums.

Parfum rouge profondément pétillant. Baccarat Rouge 540.

https://www.franciskurkdjian.com/baccarat-rouge-540-extrait-de-parfum-inspiration-en.html




日本では昨秋オードパルファム発売、今年8月末には写真の白いボトル、ボディクリームも発売。その麗しい香りに一瞬足を止めて撮影してしまった。



Sur cette page, on peut voir le film que Francis Kurkdjan parle des sentiments comme un créator du parfum Baccarat

https://www.vogue.co.jp/beauty/news/2016-09/01/franciskurkdjian

バカラ生誕250周年記念フレグランスが、メゾン フランシス クルジャンに登場。

September 1. 2016  Beauty  /VOGUE JAPAN

(調香師フランシス・クルジャンがバカラの香りへの思いを語るムービーも見られる)



先週、某フランス人歴史学者の著書からバカラの歴史を学んでいた。1764年ルイ15世統治下で王室の承認を得て、ロレーヌ地方バカラ村に誕生したガラス製造業。1855年のパリ万博での金メダル受賞を皮切りに、バカラガラスの評判は不動のものとなる。優雅なクリスタルを生み出す技術と芸術性を高めるきっかけとなったのは、まぎれもなく香水瓶の需要であろう。最も有名なものの一つが Shalimar Guerlain 1925)のボトルだった。

http://sawaroma.blogspot.jp/2017/10/shalimarguerlain-1925.html


私は赤色の服を着ることはあまりない。大学時代友人たちとアマチュアバンドを組みライブハウスの舞台で歌ったときは、黒を着たベーシストやギタリストとのコントラスト、あるいはソウルフルな熱さの表現として赤い衣装に身を包んだこともあった。ただしそんな非日常の表現の場を離れると、あえて自らのハートの温度を視覚化するのがどこか気恥ずかしく、むしろ静かな心へと冷ます意味でも青や紫や白ばかり着てきたような気もする。

しかしながらこの「バカラ ルージュ540」の赤は、久しぶりにこっそりと着てみたくなった。サフランとジャスミンとアンバー、ウッドのバランス、と聴いただけでも体温が少し上がったような気さえする。





東京にて、sawaroma より。

écrit par SAWAROMA à Tokyo.


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