2017年7月18日火曜日

パリが待つもの・『ボンジュール・アン』/《PARIS CAN WAIT》



白シャツと淡いグレーのパンタロンに目を奪われる。優美なシルエット。

アンを演じるのはダイアン・レイン。

カンヌからパリまで車で旅するのは二人の男女。女性は既婚、男性は独身。

『ボンジュール・アン』

http://bonjour-anne.jp

原題は PARIS CAN WAIT》。

パリが待っているものは一体何?



En regardant une femme sur l'affiche, j'ai fixé mes yeux sur sa chemise blanche et son pantalon gris pâle . Quelle élégante silhouette !  Elle s'appelle Anne jouée par Diane Lane qui est une des mes actrices préférées . De Cannes jusqu'à Paris en voiture.  2 voyageurs sont une femme mariée et un homme célibataire .

Le titre original est PARIS CAN WAIT.

Paris peut attendre ?  Qu'est-ce que c'est ?



気品に満ちたダイアン。

今も変わらず魅力的。

Maintenant aussi séduisantes, Diane. Elle est très classe .



映画パンフレットのページより

Sur une page de la brochure de film 



ひとりごと/ Monologue 

14歳のデビュー作『リトル・ロマンス』でその透明感あふれる愛らしさを印象づけてくれたダイアン。彼女の出演作全てを観たわけではないけれど、この新作は彼女の最高の素晴らしさを見せているように感じる。今が一番輝いている、と。

カンヌからパリへの道中、ラヴェンダー畑やセザンヌが描いた風景、ワインや美味しい食べ物の数々、リュミエール研究所やリヨン織物装飾芸術博物館を目で追体験できる楽しさの他に、字幕には表されないフランス語会話の妙、フランス人「ジャック」が話す英語とフランス語のミックスがなんとも耳には興味深く。フランス語がわからなくても十分雰囲気を読める「アン」。その英語は知的なアルトヴォイス。30代で演じた『運命の女』からさらに洗練された大人の余裕と遊び心を持ったダイアンの表情は、しばらく記憶から消えそうにない。



東京にて、sawaroma より。

écrit par SAWAROMA à Tokyo.



0 件のコメント:

コメントを投稿