2014年8月16日土曜日

シャンパーニュとブルゴーニュ・原産地ならではの香り

親しい人達と
一期一会の特別な時間。
そういうときにこそふさわしく、
有難い味わいと香り。


フランスの北部、シャンパーニュ地方で作られるものにのみ
名付けられることを許されたシャンパーニュ。
DELAMOTTE社の辛口、BRUT。
ラベルの下に小さく記された
Le Mesnil sur Oger というのも地名です。

そしてブルゴーニュは
CHASSGNE - MONTRACHET(地名)の
BRUNO COLIN(生産者)による2011年産の白。
キリリとしたミネラル、ハーブの第一印象が
いつのまにかまろやかで芳醇な余韻に変化したことを記憶。

ラベルの下に小さく
Appellation d'Origine Contrôlée
(AOC : 原産地統制呼称)。

地域(土地と気候)と品種、
そこで製造に関わる人の想いと献身。
さらに、その価値を充分に知る人により
大切に管理される過程を経て
初めて体験することができることの素晴らしさ。

フランスの魅力は地方にこそ、と
実感させてくれた7年前の番組を思い起こし、検索。
NHK『ブルゴーニュ小さな村の豊かな実り』が10/5より放送開始!の記事を見つけました。

ワインが地域ごとに多様であるように
フランスでは地域ごとに極めて多くのチーズが生産されています。
variété (変化に富むこと、多様性、種類の多さ)
という単語を仏和辞典で調べるとすぐに次の例文を見つけました。

Les fromages français sont d'une extrême variété.
(フランスのチーズは極めて多種多様だ)

………
貴重なスペシャリテは、特定の場所が育んだもの。
その価値を忘れずに護ろうとする人の想いと共に。


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