2014年6月4日水曜日

懐かしいイタリア土産より・切手の中の花


探し物をしていたら懐かしいものを発見。
1991年の秋にミラノへ、ファッション誌の編集者として
取材旅行に出掛けたときのお土産だった。
どこで買ったのだろう、
滞在中のホテルの近くにあって毎夕立ち寄った書店だったのか、
開催中だったバッグ見本市MIPEL会場近くだったのか。
この古切手を一目で気に入ったことはよく憶えている。



古切手シート5面綴り。
上の写真は花の切手が集められたもの。
よく見ると、イタリア以外のものが多い。
POLSKAはポーランド、MAGYAR POSTAはハンガリーのもの。
POSTA ROMANAはローマのものだろうか。
なんだか怪しげで妖艶な花が多い。
薔薇の切手はハンガリーのものだった。

どんな花なのか、
すこしずつわかっていくのが楽しみでもある。

そのときは見てもわからないようなものでも、
後から秘密を解きほぐしていけるような魅力にあふれたものだと思い
あのとき買っておいてよかったと思う。

そういえばあのときミラノでは迷わず直感で買ったものが多かった。
香水といえばディオールのデューン。これも懐かしい。
今にしてわかるのは、当時を反映した香りだったということ。

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