2013年11月5日火曜日

ジュニパー&ゼラニウム…個性の組合せで空間に抽象を描く

霜月はじまり数日後は立冬。
この時期になると作る香りがあります。

急に寒くなってきて空気が乾燥してくると
室内の空気の状態には特に敏感になってきます。

自宅空間をさりげなく心地よい状態に香らせるために
2種の精油、ジュニパー&ゼラニウムのブレンドを
さらに1%程度に希釈したエアフレッシュナー。

森林浴のようなすがすがしさをジュニパーに
フローラルな柔らかさをゼラニウムに。
両者の個性を組合せてさらに薄めて拡散すると
どことなく
光がキラキラと漂うような抽象的なイメージだけが
フワリ香ったかと思うと消えていきます。

何の香りであるとか
何をしたかなんてわからなくていい、
感受する人のイメージごとに心地良い。
それは私がかつて、空間を香らせるエレガンスで書いたとおりです。

ハードスケジュールで疲労困憊、
昨夜から寝込んでしまった家人の部屋にも数回シュッシュ。
いまはスヤスヤ眠っています。

私自身は
ビターな熱さ・ジュニパーで書いたとおりこの精油のシャープな香りはもちろんのこと、色濃く植物の陰影を感じさせるゼラニウムの奥深さも大好きですが、これら強烈な個性の組合せから生まれる、はかなくもデリケートで抽象的なイメージにも魅かれています。

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