2013年11月3日日曜日

19世紀「ロマンティック・バレエ」時代をテーマにした日本初の展覧会・11/9より


『ディアギレフとバレエ・リュスの世界』・芳賀直子氏講演録〜記憶に刻まれた『薔薇の精』以来、芸術としてのバレエの世界に魅了されています。芳賀さんとはその後お会いしてお話する中で、楽しそうな展覧会が実施されるときにぜひお声がけくださいとお願いしていました。

そして…先日ご案内いただいたのは
ロマンティック・バレエの世界 妖精になったバレリーナ(ニューオータニ美術館)




展覧会の監修をつとめられた芳賀さんは
ギャラリートーク(11/23,12/7の2回)も担当されます。

…ルネサンス期にイタリア貴族の宴での踊りから始まったバレエは
フランス王アンリ2世の妃となったカトリーヌ・ド・メディシスにより
フランス宮廷に持ち込まれ、ルイ14世はこれに熱中。
自らダンサーとして出演、1713年にバレエ学校を設立したそうです。
ロマンティック・バレエが成立したのはフランス革命後の不安定な時代で
テーマは、当時のロマン主義文学とも深いかかわりもあったとか。
(…以下はチラシ裏面解説内容より)

まさにチュチュやトゥシューズが生まれた
19世紀「ロマンティック・バレエ」時代をテーマとした
日本初の展覧会ということで
当時の人気演目ごとの版画やスターの手紙、楽譜も展示されています。

バレエそのものの魅力はもちろん、
19世紀フランスの社会に息づく文学、美術、音楽、
そしてファッションが反映されているにちがいありません。

目に美しく楽しめる
知りたいことがより深まる…
素敵な展覧会です。

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