2013年10月12日土曜日

Ma Griffe (1946)〜Vétiver(1957)〜Carven Le Parfum(2013)

日本調香技術普及協会 主催、第5回フレグランス香調トレンドセミナーを聴講。

今回紹介された8点の新作フレグランスは、いずれも柔らかな甘さとデリケートな優しさをたたえたものでした。清潔感、初々しい可愛らしさ。女性であることを楽しむ自由な気持ち…忙しい日々の中でもいつもささやかなエレガンスをまとっていたい女性、そして、初めてフレグランスを使おうとする若い女性に勧められるラインナップとしても随分参考になったと思います。

そんな8点の中で
特に私の記憶に響いた香りは
1945年、マダム カルヴェンによって創業されたオートクチュールブランド、
カルヴェンから今年発売されたCarven Le Parfum。

イメージヴィジュアルの女性さながらの柔らかな優美さが
一瞬のうちに心に染み込んでくるようです。
瞳をきらきらさせながら初々しく微笑むパリジェンヌを想像。

香りを吹き付けられてから7時間経過した試香紙に残る余韻を聴くと
第一印象で感じた穏やかな気品がさらに深みを増しています。

私はスイートピーの生花の香りが大好きなのですが
ミドルノートにこの香りが使われていると知りました。
さらにベースには滑らかに香るパチュリーや
金木犀のフルーティーフローラルな一面も確かに感じられました。

モダンでありながら
どこかクラシカルなエレガンス。
調香師であるフランシス・クルジャンが
このブランドの服作りの歴史をよく理解し
2009年からデザイナーとなったギヨーム・アンリの
構築的かつ華やかで高貴な印象を香りで表現したのでしょう。

このブランドの香りの歴史について
フランス語で書かれた記事を発見。

Les Flacons de Parfum.com
Carven


1946年のMa Griffe。
1957年のVétiver。
いずれもこのブランドを象徴する香りでした。

英語で記されたアメリカのWebサイト、Fragranticaの
Carven Le Parfum Carven for womenをチェックすると、新作はもちろん、上記2作がどのような香調であったかも確認できます。


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