2012年3月19日月曜日

水という名の香りで生命をまもる・Giorgio Armani

先週末。目に留めたニュースはこちら。
De l'eau pour tous: Armani s'engage!
(全ての人に水を:アルマーニは約束する!)


"Acqua for life"
「生命のための水」。
昨年からこんなタイトルを掲げ、Green Cross international の活動を支えているのはイタリアのファッションブランド、Giorgio Armani 。

昨年は日本でもコチラ のニュースが流れていた。
改めて気づかされる深刻な水問題。

VOTRE BEAUTÉの記事では大きくフレグランスの写真が掲載されているが、文章には香り自体の説明はほとんどない。かわりにこのフレグランスの売上が何に役立つのかを詳しく説明しており…末尾にはFacebookページに飛べる。
以下ざっと概要を訳してみる。


地球上の表面の75%は水で覆われているというのに、淡水はそのわずか3%、私たちが必要な分(飲用を主として、使える、という意味だろう)がまかなえているのは1%にも満たないという事実。現在も世界には清潔な水を得られず病気や死と隣り合わせの子供たちは大勢おり、このまま何も手を打たなければ次世代のより多くの子供たちは深刻な水不足の犠牲者となる…なんとしてもこれを回避するべく、Green Cross international では、さまざまな方法を検討しているがその一つとして、学校の屋根をつたう雨水を貯め再利用できる設備を設置しようとしている。実現には資金が必要。だからアルマーニは、3月19日(まさに今日!)から25日までの写真のフレグランス、水という名の2種のフレグランスの売上全てをこうした活動、すなわち"Acqua for life"のために活かす。1本のフレグランスでガーナやボリビアの子供達に100リットルの飲み水を提供できるのだと。


参考までに、Green Cross international の日本法人のサイトはコチラ

アクア ディ ジオ。
最初にこのフレグランスが発売されたのは'90年代後半だったと思う。私がアルマーニの香りで初めて自分から入手した、アクアブルーのカラーが特徴のフレグランスだった。地中海の清々しい海を想起させる爽やかな香り。レディースの香りだったと思うが、今も男女ともにファンが多いときく。

その香りの限定版もきっと、青く美しい海のイメージとともに、生きるために欠かせない水の有難さを感じさせてくれるような気がする。

春からフレッシュな気持ちで
決して安泰ではない未来を切り開こうとしている人たちへ。
こんな香りのメッセージもきいてみてはどうだろうか。


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