2012年1月29日日曜日

美肌のためにもカルシウム

日曜日。ようやくコチラにてご紹介の記事の続きを読む。
次なるページはカルシウムがテーマ。「シワとカルシウム」。
見出しのフレーズから私の印象に強く残った内容は…
「カルシウムは、皮膚を包み込む外側の部分を強くして良好な保湿機能を助ける…骨がカルシウム不足になっているとしたら、シワはこれから増えていく(ことを覚悟しなければ)。」




読みすすめてわかったこと二つをメモ。
いずれも専門家による言葉より。

1,シワの深さと骨密度との間には密接な関係がある。更年期が近づき骨がカルシウム不足になりがちな女性ほど顔から首にかけて多くのシワが見られた(114名の40~50代女性に対してアメリカの研究機関が調査した結果による)。
2,カルシウムは人体の至る所に存在する。細胞膜、細胞質、細胞の外側…に。そして細胞間のさまざまな物質の出入りを調整し、皮膚のバリアとなるケラチノサイトの分化にも関わっている。

記事は、カルシウムが、健康そのものにも勿論、皮膚美容におけるアンチエイジングにとっても大切な物質であるかという方向性に進んでいく。雑誌からのおすすめ関連商品紹介が続いたあと、最後にまたもやピンク文字で重要なアドバイス。日常の食生活の中で知っておきたいことが綴られている。ちょっと日本での栄養所要量の基準とは異なるかもしれないが参考までに以下に要旨をメモ。

1,若い成人女性が一日に必要なカルシウム量800mgであるのに対し、特に更年期およびこれに近づいている年齢の女性の場合は1,200~1,500mg。
2,ヨーグルト(1人分?)で150mg、グラス一杯分の牛乳で120mg、緑の野菜200gで94mg、バドワー(発砲ミネラルウォーターのブランド名)1リットルで220mgのカルシウムが摂取できる。
3,ただし要注意!特に高年齢になるほど、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが
不足しがちであり、せっかくカルシウムを摂取しても活かされない。

…これまで私は、生きている間はできる限り自分の身体で機敏に動きたいから骨を丈夫に、そして厄介なことばかりの中でイライラしないようにとカルシウムを多く含む食べ物を意識してとってきた。それが結果的に皮膚もまもってくれていたとは。そしてカルシウムとともにビタミンDの重要性も再認識。

大学生のころ、高価なスキンケア商品など買えないかわりに自炊しながら食事で皮膚を強くしようと考え、いろいろと栄養学の本を読んだことを思い起こす。一般の人が読む雑誌でここまで詳しく専門的な科学的背景を説明しているこのフランスの美容雑誌、さすが創刊から80年近い歴史があるだけに素晴らしい。同時にフランス人の美容への情熱の深さも感じる。…そしてこの記事はまだ続く。


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