2011年12月9日金曜日

キャラウェイ入りのパンとチーズで

ここ2日ほど、いわゆるランチタイムに食事をとっていない。
ちょうどその時間は仕事中。

午後3時過ぎ。
お腹が空いてくるのにあわせて軽食。
キャラウェイシードの入ったライ麦パンとチーズを。
この組み合わせで意外な満足感。

キャラウェイ。
まずはほのかな甘さ。
甘さが苦味に追いかけられ…その時間差にスパイシーな刺激を感じる。
つぶつぶしたシードの感触もパンに合う。
そして少し酸味のきいた食べ物、チーズにもよく合う。
この個性はさまざまな肉料理にも合いそう、特に羊肉に合わせると何か相乗効果が生まれそうな…とイメージ。

キャラウェイはセリ科の植物。どことなくコリアンダーやクミンを想起させたのは同じセリ科ゆえかもしれない。いずれも加温性を感じるスパイス。ここ数日の寒さで身体が求めたのだろうか。

スパイスのおかげで、人は
「生きるために食べる」から
「食べるためにも生きたい」になったのかもしれない。
ちらりと大航海時代の香辛料貿易が頭によぎる。

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