2011年10月27日木曜日

3都市の特色を反映したイベントでデビュー・ボッテガ・ヴェネタの香り

以前、こちら にてご紹介のフレグランス。実際にこの香りを試させていただく機会を得たので、感じたことを記録しておこうと思います。

なめらかで穏やかに香りながら深い余韻を漂わせていく…その香りの静かな流れ方には、控えめながら洗練された美を体感。似たような感覚の記憶をたどると…フィレンツェの街を散策した秋の日があり、グレン・グールドのピアノに聴き入った冬の夜があり、生まれて初めてフレグランスを肌にまとい「これは私だけの秘密の時間」と感じた春の夕暮れが浮かび上がりました。

これはおそらく、身にまとう女性の肌によって様々な香り方を描くフレグランス。主役は人であることをわきまえた奥ゆかしいフレグランスとも言えます。日本では本日10月26日から発売ということですが、反響が楽しみです。

ボッテガ・ヴェネタでは、ブランド初のフレグランスを世界展開するにあたり、3か国の3都市、ミラノ、ニューヨーク、東京において発表イベントを開催しました。それぞれの開催都市の個性を反映した伝え方は、ブランドが誇る美のかたちをそれぞれの地域の人びとの記憶に残るような形式を試みた好例と言えるでしょう。

ボッテガ・ヴェネタ/ フレグランス 発表イベント
をご覧いただくと、3都市でどのようなイベントが開催されたかを、それぞれ選ばれた場所の画像とともに知ることができます。選ばれた場所、招かれた人びと、背景に流れる音楽…それぞれとあいまって体感できる特別な香りは、人の潜在意識の中にしなやかに入り込んでいったに違いありません。


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