2011年5月22日日曜日

「タイヨウのした」で出会ったオレンジのピール

デザイナー小林幹也さん主宰のセレクトショップ、「タイヨウのした」のオープニングイベントに行ってきました。

小林さんの椅子は見るからに座り心地がよさそうでしたし、" UKI HASHI "の存在感にも魅かれていましたから、こうしたモノを彼自身がセレクトしたモノとともにリアルに見て触れられる場所ができたことを嬉しく思います。

1階に入ってすぐにひときわタイヨウのような明るい色を発見。静岡・伊東産ニューサマーオレンジのピール。ほんのひとかけらでなんと豊かな香りでしょうか。程よい甘酸っぱさとこの鮮烈な香りはクセになりそう。そしてつくりたてのレモンマーマレードも試食。甘さと酸味の間を心地よくつなぐかすかな苦味が魅力です。作ったのはフルタヨウコさん。旬のフルーツでこれからも色々なピールやジャムを作られる予定だとか。










2階、3階と小林さんの手がけた家具が展示されています。椅子は想像どおり、どれもこれも座り心地のよいものばかり。思わず座ったまま小林さんやフルタさんとのんびり話し込んでしまいました。清々しい香りのもとはもしや?と思って尋ねてみたら、床は杉の板張り。関東地方で育っていた杉の木だそうです。深呼吸したくなるような心地良さはそのせいですね。











ニューサマーオレンジの香りがあまりに印象的だったのでフルタさんに色々質問。爽やかなこの柑橘は春から初夏が旬。静岡ではニューサマーオレンジ、宮崎では日向夏、高知では小夏と呼ばれているのだとか。さすが夏の香り。オレンジのピールは私も乾燥させたことがありますが腐らずいつまでもいい香りがして驚いたものです。それだけにこの香りを生かした砂糖の使い方には思いやりが必要。↓はフルタさんが椅子に座ったお客様とお話されているところ。










帰り際に、20日に私が買ったばかりの雑誌" FIGARO japan " 421号(7月号)がディスプレイされているのを発見。"Dépêchez-vous! (急いで!)"のコーナー2p目の40p下に「タイヨウのした」が、ソファやテーブルと共に紹介されていたのでした。

今朝またもやオレンジピールを一口。一瞬で朝を感じました。何かをさあ始めよう、という気持ちになります。是非大切な方へのプレゼントにもしたいと思います。







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