2011年5月17日火曜日

春の中に「もうすぐ夏」…グレープフルーツの香り

グレープフルーツの香りを好む人は多い。
鼻にぬけるかすかな苦みがこの爽やかな甘さを強調する。
幼いころ、半分にカットしてスプーンですくって頂いたときの記憶とともに。

春先から初夏にかけてフロリダ産が旬…店頭にあふれている。
この時期だからこそ、とちょっと奮発してなるべく大きくて形の整ったものを調達して食すと抜群に美味しい。こういうときは半分カットなどしない。丁寧に一房ずつ皮をむいて盛り合わせ、ミントの葉を添えてみたりする。
ふるふるっと爽やかなみずみずしさ。春の中に夏を感じる気分。

同じ柑橘類なのにレモンともオレンジとも異な味、香り。
かつてポカリスエットの出始めに感じたちょっとミステリアスなフレーバーとしてもこのグレープフルーツが使われたときき、現在に至るまで改めて広く愛されてきた背景をおもう。

グレープフルーツ精油は諸刃の剣のような香り。上手に使えばリフレッシュにも痩身促進にも使えそうな一方、特定の薬剤と併用するとその効き目に好ましくない影響を与えるとのこと。興味のある人は、医師である吉井友季子さんの著書「香りでやせる!グレープフルーツダイエット」(マキノ出版より2005年発刊)
にて実例に基づく詳細をどうぞ。この香りを積極的に吸い込むだけで体脂肪が燃えやすくなるとしたら、夏に向けてカラダを軽くしたい人にとって味方になるかも。

…そんなことを思っていた今日、散歩途中で見つけた今日新発売のパンはなんと、みずみずしいグレープフルーツ使用のフルーツデニッシュ。確かに中のグレープフルーツとカスタードはフレッシュで爽やかな甘さ。かすかに散らされたピスタチオとの相性もグッド。これで周囲の生地がバターの香りあふれるパリパリだったらさぞや…とは思いつつ、こうしたグレープフルーツの香りが活かされた商品の誕生がちょっと嬉しい。




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