2011年4月13日水曜日

「アロマリフレッシャー エチケットC. ミント」・夏に向けて

初夏に向けて新緑の眺めが楽しみになる一方、この夏は電力不足の中猛暑をいかに乗り切るかを考え始めている人も多いはず。そんな日本の人たちに、心強い味方の一つになりそうな新商品を発見。衣服などの臭いを抑える消臭スプレー、「アロマリフレッシャー エチケットC .ミント」が来月5月6日、ポーラから発売されるという。今朝の日本経済新聞朝刊で発見したので追ってネットでも記事を探してみた。

配合される「カキタンニン」からは、加齢臭対策の柿渋石鹸を思い起こす。
消臭するだけでなく、ペパーミント、ローズマリー、シトロネラなど天然精油10種も配合されて清涼感のある香りの余韻も楽しめるというのが嬉しい。実際私は、担当するアロマテラピー講義の中で毎年5月にこうした精油を用いたエアフレッシュナー制作実習を行っている。梅雨に向かうこの時期、一吹きで空気をリフレッシュできるスプレーのおかげで爽やかに過ごせたという声をよく聞いている。

この商品は、皮膚に使用するのではなく、衣服やカーテンなどに吹きかけて使うもの。こうした商品はこれまでも使ったことがあるが、ホテルに泊まったときには本当に有難く感じた。夜のうちにスプレーしておくと朝にはかなり臭いがとれていて嬉しかった。飲食店での食べ物のにおいやタバコのにおいがコートや上着についてしまうと実に厄介。その臭いがついたものを着てしまうと、どんなに自分が清潔でフレグランスでいい感じに香っていても無意味なのだ。

ポーラといえば日本の誇る化粧品会社の一つ。ロングセラーのフレグランスもあるときく。箱根のポーラ美術館には私も数回訪れ、その企業としての美意識にも好感を寄せている。こうした企業が天然精油10種をバランスよくブレンドし、ほのかに香る爽やかな夏の風を再現してくれたとしたら…と期待。数種の配合精油のうち、ネーミングに「 ミント」を使用しているところにも、たとえ衣服を着る本人がフレグランスを纏っていたとしてもそれを邪魔しないさりげない爽やかさが感じられて好印象。

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