2011年4月16日土曜日

モヒートは夏の香り・ミント&ライムのベースはラム

ミントつながりで思い起こしたカクテル、モヒート。
初めていただいたのは夏の夕暮れでした。
暑さに疲れた身体に束の間の涼風を送ってくれたこのカクテルは、キューバが発祥。サトウキビを原料とする蒸留酒、ラムをベースとしています。

ミントの葉とフレッシュライムジュースにシロップを加え、軽くすりつぶしてからラムとソーダ水を注いでステア(かき混ぜる)して作られます。淡いグリーンカラーが涼感をプラス。

ミントは、ペパーミントあるいはスペアミント。ピリッとメントールの効いたペパーミントよりもマイルドな香りのスペアミントが使われることも多いようです。私が見たことのあるバーテンダーさんはスペアミントを使用されていました。どちらもそれなりに美味しいのではないかと思いますし、ペパー&スペアのブレンドも試してみたい気分になります。ミントの葉をつぶすときにあまり強い力をかけてしまうと苦味エグミも出てしまうので要注意、とはいうもののワイルドに飲みたい人はそんなことなどお構いなしなのかもしれません。パイレーツが好んだという話も聞いたことがありますし。

ミントと共に欠かせないのがライム。緑のみずみずしさにクールな青い風がそよぐようなイメージを彷彿とさせます。ベースのラムも香り高くアルコール度数も高く…一陣の風とともに身体に染み渡るスピリットのあたたかさが、夏の身体を癒してくれそうです。

3年前の夏、このモヒートにインスピレーションを得て商品開発された美味しいソフトドリンクがありました。その名は「水出しミント ジュレップソーダ」。
キリンの「世界のキッチンから」シリーズのひとつ。期間限定でしたからその期間中は何度も買って美味しくいただきました。モヒートのレシピ通りではありませんが、盛夏真っ只中、アルコールの飲めない人にもモヒートの雰囲気を味わえるように工夫された飲み物でした。

この飲み物が発売された2008年夏の車内広告をこちら「世界のキッチンから・これまでの広告」の中でご覧いただくことができます。淡いグリーンの涼し気なカラーの広告はこの商品のみです。



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