2011年4月7日木曜日

オレンジ・スイートの香り(安・暖・甘)

今私の手元にシシリー産オレンジ・スイート精油があります。
オレンジ色の果皮から得られる精油です。
一滴をコットンに含ませて、拡がる香りを軽く吸い込みました。

無駄な力が抜けていく、まさにリラックスを感じさせる安心感。
ふんわり暖かい空気に包まれたような心地良さ。
甘くジューシーな美味しさを想像。
安・暖・甘のイメージです。

レモンと同じく、アロマテラピー初心者に好まれるオレンジ・スイートの香りは、「甘くて美味しそう」というイメージのせいか比較的小さな子供にも好かれるようです。なんといっても子供が好きな甘いものには糖分という栄養がありますから。大人でも、疲れたときにこの香りをかぐとほっとしてお腹が空いてきたりするようです。

オレンジ色の果皮をもつ柑橘類はたくさんあります。果実はどれもそれぞれに美味しく甘く、独特の芳香があります。私は秋から冬にかけていわゆる温州蜜柑はもちろん、たんかん、伊予柑、カリフォルニア産オレンジなど色々な種類を美味しくいただいています。伊予柑の香りに近いのはオレンジ・スイート精油よりマンダリン精油かもしれませんね。ちょうど今週は清見オレンジをいただきました。3月に取り寄せて果皮を乾燥させ、今でもほのかなその香りを楽しんでいるブラッドオレンジ…オレンジピールにしてチョコレートと共に頂こうかなどと思案中。

最近オレンジ精油が洗剤によく配合されるようになりました。油汚れをよく落とすからとのこと。でもあまり頻繁に洗剤でこの香りを使ってばかりいると、せっかくのリラックスイメージが、家事や掃除のお仕事イメージになってしまうのが残念。時々ならば、お掃除タイム自体をリラックスムードにしてくれるとは思いますが。香りとの程よい距離感、大切です。いつも新鮮な気持ちで香りと向き合うためにも、旬の香り、自分のその時ごとに選んだ香りを使うことを大切にしたいもの。今夜はこのブログを書いている途中に地震を感じましたが、落ち着いて対処できました。いつ地震が来るかわかりませんが…束の間でも香りのおかげでゆっくりと安眠できるような気がします。

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