2011年3月9日水曜日

モン ジャスミン ノワール・春デビューに期待

ジャスミン ノワールの香りがブルガリからデビューしたのは2008年秋。
白い可憐な外観を裏切るかのように、夜のうちから妖艶に香るこの花のキャラクターが漂うフレグランスとして記憶にあります。当時大学の講義の中で共に鑑賞した20代の女性たちは口々に、「私にはまだ早いかも」「ドレスアップしないと負けそう」とつぶやいていたものです。冷たく乾いてくる秋冬の空気に映えそうなゴージャスな香りでした。

イメージモデルはケイト・モス。モデルとしての知名度と存在感に加え、写真の中でジャスミン ノワールのフレグランスボトルと共に佇む彼女は、ブルガリのプレミアムジュエリーを身につけていたのでした。

そして今春4月発売となるのが、モン ジャスミン ノワール。
この、「私の」という所有形容詞 "mon" が加えられたこと、そして何よりも秋ではなく春に発売されるということから、より軽やかに現代的に香るジャスミンを期待します。

ELLE・FASHION NEWS(2011/03/09)でこのニュースが紹介されています。やはりトップノートに地中海のシトラスが使用されているとか。溌剌とした爽やかさにジャスミンの香りが包みこまれるイメージ…これは日本のジャスミンファンには見逃せないかもしれません。

新作のイメージモデルは、キルスティン・ダンスト。芸歴の長い多面的なバックグラウンドを持つ魅力的な女優。ソフィア・コッポラ監督による映画「マリー・アントワネット」(2007)では見事、年端もゆかぬ少女のまま、オーストリアからフランスに嫁いだ多感なマリーを等身大で演じていました。今も昔も変わらぬ「女の子」の気持ちを視覚化した監督とこの女優には感心したことを今も憶えています。そういえばソフィア・コッポラ監督といえば、つい最近もフレグランス"Miss Dior Chérie"のナタリー・ポートマン主演CMを撮影されたお方でした…。


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